さて皆さん、ここでは人生の賭け事愛好家Mr.Bettingがお送りします。記念すべき第一回は「オンラインカジノの歴史と法律」紐解きタイムマシンツアーですよ!賭け事といえばカジノ、カジノといえば長い歴史をもつ王道ゲームですよね。そんなカジノといえば、マカオやラスベガスといったカジノ都市が有名ですが、近年ではインターネットの普及とともにオンラインで楽しめるカジノが身近になってきています。そして、オンラインカジノの普及に伴い、各国での法律や規制も変わってきており、その背景や変遷にも注目が集まっています。今回は、そんなオンラインカジノの幕開けの瞬間と、それに伴う法律の変遷にジャンプします!
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オンラインカジノの幕開け

オンラインカジノの歴史自体は比較的新しく、インターネットの商用利用が広がり始めた1990年代から始まったと言われています。
夜明けは、1994年、カリブ海の楽園、アンティグア・バーブーダという島国から。かの有名なコロンブスによって発見された島嶼国で、カリブ海の小アンティル諸島群のアンティグア島・バーブーダ島・レドンダ島及び周辺小島を領土として成り立っています。
主要産業は観光で、人口が10万人弱の小国が一躍世間の注目を集めた出来事というのは、名物のビーチやビキニでなく、「フリートレードおよび処理法(Free Trade & Processing Act)」に基づいた世界初のオンラインギャンブルのライセンス制度と規制でした。カジノがライセンスを取得し、インターネット上で運営するための、初めての法的枠組みでした。
これによって、アンティグア・バーブーダは世界最初のライセンス発行国となり、多くのオンラインギャンブル関連企業がこの地で業務を開始します。
同じ年、マイクロゲーミング社(Microgaming)が、世界で初めてのオンラインカジノソフトウェア「Microgaming Casino Software」を開発しました。イギリス・マン島に本拠を構える同社は、多くのオンラインカジノに魅力的なゲームを提供するソフトウェアプロバイダーの先駆けとして地位を確立し、現在に至っています。

「Microgaming Casino Software」は最初、マイクロゲーミング社が立ち上げに関与した「The Gaming Club」というオンラインカジノに提供する目的で作られました。
それから2年後の1996年には、カナダのケベック州でカナワケゲーミング委員会(Kahnawake Gaming Commission)というライセンス発行機関が誕生しました。
カナワケゲーミング委員会は、オンラインギャンブル黎明期に広くライセンスを発行し、業界の発展に貢献した機関として、国際的に高い知名度と信頼を得ています。

カナワケゲーミング委員会は、もともとカナワケモホーク族居留地内という限られたエリアでのギャンブル活動を規制・監督するための組織ですが、そのライセンスの国際的な認知度の高さから、現在では北米で最大規模のライセンス発行機関となっています。
以後、オンラインギャンブルはあっという間に爆発的な人気を博し、2000年代初頭にはオンラインカジノのウェブサイトがインターネットを埋め尽くしていく事になります。
オンラインカジノの普及
この20年以上の歴史の中で、オンラインカジノ業界はまるでロックバンドのディスコグラフィーのように多彩なゲームを生み出してきました。
ライブカジノゲーム、対戦型ネットポーカー、スポーツブック、ジャックポット、そして最新トレンドのEスポーツベッティングまで、その種類と勢いははとどまるところを知りません。
日本では馴染みがないですが、オンラインカジノが盛んな欧米では、ゲームメーカー、運営会社、決済会社などが上場・株式公開を果たしています。
これらの企業は、普通の一般企業と同様に、テレビCMやスポーツチームのスポンサー契約を重ね、巨大な産業体を形成しています。

現在、オンラインカジノ業界の市場規模は、2020年の時点で約600億$規模(日本円で約8.3兆円)と漸次拡大傾向で、数多くのオンラインカジノが、特色を打ち出してしのぎを削っている状況です。
b01502fe93827caed70ff17dc34de71f-1海外におけるオンラインカジノの法律と規制
さて、そもそも実物のカジノ(カジノ業界ではランド【=陸上】カジノと呼称する)もない国に住む我々にとって気になるのは、やはりオンラインカジノに関する法律問題や規制ですよね。
通常、オンラインカジノ事業者は、ライセンス発行国・地域の認可を受けて、その国の法律や規制に則って合法的に運営しています。
もし、ライセンスを取得しておらず、運営の許認可制度実態のない国や地域のオンラインカジノの場合には、違法となる可能性があり、リスクがある事を覚えておきましょう。
現在、政府などが正規に運営許可証(ライセンス)を発行している国・地域は約20以上の国と地域で、それ以外の国や地域では、まだオンラインカジノの許認可制度がなく、対応が分かれる状態です。

オンラインカジノに関する法律は、カジノ先進国ヨーロッパでも、明確ではないケースが存在します。しかし、近年はヨーロッパ各国でも続々と制度化が進んで、規制やルールの遵守と、健全なオンラインカジノの経営が義務付けられています。
またアメリカでは、各州ごとに法整備が整えられ、ネバダ州、ニュージャージー州、デラウェア州は正式なライセンス発行と規制の権限を持っており、カリフォルニア州とペンシルベニア州が制度検討段階にあります。

日本におけるオンラインカジノの定義

現状(記事を執筆した2023年現在)、日本の法律では、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじなど)以外の賭博は原則として禁止されています。これには当然カジノも含まれているんですね。

余談ですが、海外でギャンブルがすべて禁止の国として有名なのはインドネシアです。多くはイスラム教圏の国家で宗教上の理由から全てのギャンブルが禁止されています。
本来、日本のように公営はOKで、民営はダメという理屈は海外では通用しません。
許可をした上で制度設計を行うか、禁止して全て取り締まるか、ルールを一元化しない限りリスク評価機関に正しい判定をされません。
そもそも日本の法制度自体に問題があることで、日本は海外の監査機関やライセンス委員会から「グレーゾーン【非統制・管理】国家・地域」として位置づけられています。
日本国法では国内からオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪となり、カジノが合法な国で免許を受けた業者が開設したものであっても日本国内で賭ければ違法行為になります
出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/hoan/onlinecasino/onlinecasino.pdf)
しかし、実際には日本国内から海外のオンラインカジノサイトにアクセスすることは可能であり、YouTubeなどでプレイ動画が大量に拡散されていたりもします。
・この場合は、日本人がラスベガスなどに旅行で行ってカジノで遊んで帰ってくる事例と等しく、海外のオンラインカジノは日本の法的管轄外で運営されているため、国内に拠点がない場合、日本の法規制の対象外であること
・接続やゲームプレイ自体に違法性はなく、無料版なら問題ないが、現金をかけて利用すれば賭博にあたる。ただ無料なのか有料なのか、現実問題として捜査・立証する事が困難な事案である
参考出典:NHK解説委員室(https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/470111.html)
結論として上記の事実からグレーゾーンと言われる理由となっています。そのため、このブログでは無料版でのゲームプレイをお薦めします。
Pragumatic Play Social Tournaments(Socialtournaments.com)

Pragumatic Playは2015年設立の英領ジブラルタルに本社を構えるゲームプロバイダーです。
社歴は短い企業ですが、近年のiGaming(カジノ)業界では勢いがあり、多くの受賞歴があります。
有名なゲームとしては「Gates of Olympus」「Sweet Bonanza」「Sugar Rush」など、ほとんどのオンラインカジノでTOPに置かれる超人気作ばかりです。
それら人気作が無料で楽しめるようになっているのが、Pragumatic Play Social Tournamentsです。
Pragumatic Playが運営する海外サイトですが、日本語にも対応しています。年齢制限があり、【18歳以上】から登録可能です。
登録後は1000STC【ゲーム通貨】がもらえます。またSTCを使わないデモプレイも可能です。
新規リリースの告知・評価など、プレイヤーからのfeedbackを得ることが目的のようですが、ちゃんと賞金も用意してくれています。
Socialtournaments.comは、プレイヤーが無料で参加でき、オンラインスロットゲームでリアルマネーを獲得できる、エキサイティングで魅力的なソーシャルギャンブルプラットフォームです。私たちは、5セントや10セントではなく、毎月$40,000以上の賞金プールの話をしています。このプラットフォームは、本物のオンラインスロットゲームで運試しをしてみたい方、同じ考えを持つ方々と安全で評判の良い環境で競争したい方に捧げられたものです。
Social Tournaments FAQs
ログインボーナスやミッション達成で、STCとは別にコインを取得でき、アバターやグッズ、チケットを購入できます。チケットを使えばトーナメントに参加して賞金を狙うこともできます。
下記バナーをクリックして登録するとウェルカムパッケージ特典として、ルートボックス(チケットやアバターなど当たる福袋BOX)がもらえます。

また、多くのオンラインカジノサイトでは、新規登録時にボーナスポイントを受け取ることができ、無料でプレイする機会が設けられています。
無料版や運営者から提供されたポイントなら安心してゲームが楽しめるので、むしろポイ活としての側面から見るなら、副収入を得る絶好の機会に変わります。ただせっかくなら、普段日常では触れる事のないゲームや、本格的なカジノの空気感を味わえるので、余暇のひとつの楽しみとして無料プレイしてみるのも良いかもしれません。

Nolimit Cityは2013年にスウェーデンのストックホルムで誕生したiGaming(カジノ)業界のゲームプロバイダーです。
Nolimit Cityはこの10年ほどの期間の中で、多数ソフトを提供しており、多くのランドカジノやオンラインカジノで見かける事ができます。
基本的にはビデオスロット開発を専門としている会社で、その分野では第一人者で在り続けています。
体験版をプレイできるようになっています。右側のボタンからご覧ください。無料版なので広告が表示されます。(※ゲームが上手く表示されない時はリロードを試してください。)(※広告内容について、特典はボーナスコード【AC40】とライブチャットへ送信が必要です。広告内容は期間により変更となる可能性もあります。)

【機種情報】
- ゲーム名: TheCage(2023年)
- 合計RTP(ペイアウト率):96.05%
- 最大当選ライン数:5184win ways
- 最大当選倍率:25000倍
- WILD KNOCKOUT xBOMBS搭載
PCではゲーム画面右上にFULLSCREENボタンがあります。解除はEscキーです。
・では実際に、ボーナス特典のあるオンラインカジノがあるか見てみたいという方はこちらの記事が特集しています。
⇒「2023年版: 信頼できる・特色があるオンラインカジノサイトランキング」
そして、現金遊技であっても全く問題ないケース(サイト)もあります。それは遊技後
①ゲーム内のアイテムやサービスなどに交換する。
②日用品や食料品などの景品類に交換する。
これらのケースの場合には、商品・サービスの対価としてお金を払っている(景品とは商品・サービスの取引に付随して提供する粗品、おまけ、賞品等)ので、問題となりません。
例の②はパチンコの景品交換システムに近いですが、パチンコと違うのは、すぐにお金には換えられないという事だけです。現金にするなら自分で景品を売却する必要がありますが、お小遣いにこだわらなければ、そういうサイトもお薦めです。
・無料プレイや景品交換について気になる方はこちらの記事でも紹介しているのでご覧ください。
⇒「Onkajiで稼ぐ!無料プレイで稼ぐオンラインカジノの勝てる戦略とテクニック【初心者向け】」
・また、景品交換できるサイトを探してみたい場合にはこちらの記事へ
⇒「オンラインスロットで景品を獲得!おすすめのゲームサイト8選」

景品類のなかには日用品や食料品だけでなく、装飾品や家電ゲーム、また電子マネーやポイントなども含まれていて、商品・サービスに付属する景品として提供されています。
オンラインカジノについては、2016年に通称「カジノ法案(IR推進法)」が成立しており、将来的には日本国内でもカジノがグレーゾーンではなく合法的にプレイ出来るようになる可能性はあります。
World Series Of Poker .com(WSOP.COM)

ワールドシリーズオブポーカーとは、ポーカーゲームの世界的な大会の事で、WSOP.COMはその公式サイトになります。
公式サイトでは、大会スケジュールやトーナメントのリーダーボードから初心者用のポーカー講座まで、さまざまな情報が網羅されています。
残念なことにウェブサイトは日本語に未対応ですが、ブラウザーの翻訳機能などを駆使すれば読むことは出来るとおもいます。
このWSOPでは無料でプレイできるソーシャルポーカーを楽しむこともできます。
登録すると250,000の無料ポーカーチップからスタートして、プロのようにオンラインポーカーをプレイできます。
最後に現在(※2023年時点)のオンラインカジノの状況など
ここまでオンラインカジノの歴史や法律についてお話をしてきましたが、最後に2つほど、オンラインカジノについて大切なことを提案させてください。
①オンラインカジノ:正規のライセンスを取得していること
②オンラインカジノ紹介サイト:法律・リスクについて情報発信していること
①は最低条件です。企業でも規制や外部監査がなければ、不正や癒着・独自ルールの温床となります。必ず確認してください。
②は本来、紹介サイトにも説明責任があります。
合法・捕まらないとして、間違った情報を伝えている。またはリスクの説明をしていない場合、運営者が正しい認識を持ち得ていないか、故意に説明をしていない可能性があります。その場合、ライセンスの無い闇カジノなどが紹介されているケースも考えられます。
オンラインカジノを探す場合は以上の事を踏まえて、最新の情報を取得してください。
海外のオンラインカジノは数多く勃興(設立・閉鎖・撤退・買収など)しているので、最新のトレンドにアンテナを張っておくと、サイト選びなどに役立ちます。
また最近のオンラインカジノの現状を語るに外せないのは、やはりコロナウイルスの感染拡大による自宅待機や外出制限の影響です。それによってオンラインカジノのユーザー数が世界的に一気に増加したという報道がなされました。自宅などに居ながら手間なく好きな時に楽しめる本格的な賭け事として、今後もオンラインカジノが注目を浴びていきそうです。
それでは、ギャンブル界の革命児、オンラインカジノの歴史と法律を楽しんでいただけましたでしょうか?次回もMr.Bettingとともに、刺激的な賭け事の世界を旅しましょう!
オンラインカジノの歴史と法律:まとめ
1.オンラインカジノの幕開け
2.オンラインカジノの普及
3.海外におけるオンラインカジノの法律と規制
4.日本におけるオンラインカジノの定義
5.最後に現在(※2023年時点)のオンラインカジノの状況など
⇒次回記事「オンラインカジノvsパチンコ」
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